2012/02/19
中島晶子 - ダンスソロ 水天の華
素敵なお知らせが届いた。
中島さんのダンスソロの案内。
前回のSENJU以来のソロ公演である。
水と祈りがテーマだそう。
http://www.akiko-nakashima.com/news/index.html
潤いに。
日時 2012年4月16日 14時〜、19時〜
会場 座・高円寺2
チケット全席自由 一般前売3000円 一般当日3500円(学生は各1000円引き)
チケット予約、お問い合わせ
サイファチケット係 suiten2012@gmail.com
2012/01/30
vieille vigne ヴィエイユ・ヴィーニュの仕立て方 7
収穫よりも、剪定の方が楽しみっっ(・`ω・´)
突如なーにを言い出したかというと、書きたいことは
ぶどうは、結果である。ということだ。
果実を結ぶと書いて結果、そしてそう、原因と結果としての結果でもある。
まず、すべての源、偉大なる畑があり
働き手が仕事をほどこすのは、常に樹や土に対してであり
ぶどうはその結果なのである。
その畑で、健康に生きる樹こそが
その畑のテロワールを、ワインとして表現できるぶどうを恵んでくれる。
だから、ぶどうそのものよりも
樹の生長に、働き手の考えや気持ちが集中している。
秋の終わりに、少し強い雨がまとまって降った。
葉っぱが落ちたから、畑に枝を見に行こう。
日曜の昼に、一番好きなワインの畑を散歩。
前回の剪定のときに、この樹たちには、いい枝を見つけられなかった。
樹が非常に疲れていた。疲れきっていた。

左は頼りない枝の中でもまだ丈夫な方・・、右が理想的な枝。
だから、次の収穫でぶどうを恵んでもらうことは考えず
春の発芽でいい位置に、いい枝を恵んでもらうことだけを念頭に、剪定した。
働き手の、ぶどう樹の生理に対する知識と経験、樹を観察し、判断する力
そして、意志の強さを求められる仕事だ。
もちろん、この時、できる限りの収穫量を得るための剪定もできる。
もう、この老木たちを諦めて、すべてを掘り返し、まっさらな土地にし、
新しくぶどう樹を植えるという選択も、ありえる。
でもそうしない。
その日曜日、わたしたちが見たのは
充分な勢いをもって揃った、今年の枝。
わーーーーーーーーーーーーーーーん。(犬じゃない。)
美しい。すごい。心臓か震える。
前回の剪定から、この瞬間まで
1本いっぽんの樹にしてきた仕事の確かさや、
その樹の個性が、前回の記憶と比べることで、みごとに明らかになる。
vieille vigne(老木)を仕立てるにあたって
常にこの経験をもとに、判断を捻りだしたい。
また前置きが長くなってしまった(´・ ω・`)
次回、剪定の具体的な話になりましょう。
突如なーにを言い出したかというと、書きたいことは
ぶどうは、結果である。ということだ。
果実を結ぶと書いて結果、そしてそう、原因と結果としての結果でもある。
まず、すべての源、偉大なる畑があり
働き手が仕事をほどこすのは、常に樹や土に対してであり
ぶどうはその結果なのである。
その畑で、健康に生きる樹こそが
その畑のテロワールを、ワインとして表現できるぶどうを恵んでくれる。
だから、ぶどうそのものよりも
樹の生長に、働き手の考えや気持ちが集中している。
秋の終わりに、少し強い雨がまとまって降った。
葉っぱが落ちたから、畑に枝を見に行こう。
日曜の昼に、一番好きなワインの畑を散歩。
前回の剪定のときに、この樹たちには、いい枝を見つけられなかった。
樹が非常に疲れていた。疲れきっていた。

左は頼りない枝の中でもまだ丈夫な方・・、右が理想的な枝。
だから、次の収穫でぶどうを恵んでもらうことは考えず
春の発芽でいい位置に、いい枝を恵んでもらうことだけを念頭に、剪定した。
働き手の、ぶどう樹の生理に対する知識と経験、樹を観察し、判断する力
そして、意志の強さを求められる仕事だ。
もちろん、この時、できる限りの収穫量を得るための剪定もできる。
もう、この老木たちを諦めて、すべてを掘り返し、まっさらな土地にし、
新しくぶどう樹を植えるという選択も、ありえる。
でもそうしない。
その日曜日、わたしたちが見たのは
充分な勢いをもって揃った、今年の枝。
わーーーーーーーーーーーーーーーん。(犬じゃない。)
美しい。すごい。心臓か震える。
前回の剪定から、この瞬間まで
1本いっぽんの樹にしてきた仕事の確かさや、
その樹の個性が、前回の記憶と比べることで、みごとに明らかになる。
vieille vigne(老木)を仕立てるにあたって
常にこの経験をもとに、判断を捻りだしたい。
また前置きが長くなってしまった(´・ ω・`)
次回、剪定の具体的な話になりましょう。
2012/01/08
大根
2011/12/14
「ワインの基礎知識」に、接ぎ木写真が。
わたしたちの食卓ブログの、この記事に掲載されていた写真が本に採用されました。
「ワインの基礎知識 知りたいことが初歩から学べるハンドブック」
若生ゆき絵 著 新星出版社 1500円
どこの項目に載るんだろう〜
接ぎ木の過程かな、方法かな、切り方種類かな。
あれこれ考えながら目次を眺め、これかな、というページに飛ぶが、無い。
観念して、最初から目を通すことにする。
すると、ありました!
アメリカの項の中の、フィロキセラの説明部分に。
よかったら、本屋さんへ行ってみてください。
ちなみに、新宿南口の紀伊國屋ワイン本コーナーには、
平積みになっていました。
食卓の名も、広まるといいな。
2011/12/05
Vieille Vigne ヴィエイユ・ヴィーニュの仕立て方 6
現在、ブルゴーニュのぶどう樹の栽培には、垣根仕立てが採用されている。
整然と並べて植えられたぶどう樹を、杭と針金を使って
生け垣のように仕立てるから、こう呼ばれる。

(しゃがんで撮った写真(収穫一週間前))
夏、生長した枝は仕事をほどこされ、地面から約140cmほどの高さになる。
その畑の形によって、垣根は長くも短くもなる。
piquet ピケ(杭)は、ぶどう樹6・7本に1本の割合で打たれていて
4本の針金が、杭に高さ違いで1本、2本、1本と固定されている。
一番下・1本 ; fil de taille フィル・ドゥ・タイユ
: ぶどう樹の幹の高さに固定された針金。
真ん中 ・2本 ; fils doubles フィル・ドゥーブル
: 枝を挟んで2本。高さを変えられるよう、始めと最後の杭にだけ固定されている。
一番上・1本 ; fil du haut フィル・デュ・オー
: 杭の高さより僅かに低いところに、固定されている。

端の杭 左側に垣根が仕立てられている。
さて、1年を通してのぶどう畑の仕事を、収穫直後から見ていくことにしよう。
前回カレンダーに書いた、10月頃からだ。
収穫を終えると、冬のtailleタイユ(剪定)にむけて準備にかかる。
dégrafage デグラファージュ
: 枝を固定する為にfils doubles (真ん中の2本の針金)に挟んであった枝を
解放するため、ホックを1つひとつ取っていく。

fils doublesとagrafe アグラフ(ホック)
枝が隣のぶどう樹の枝と混ざらないよう、固定する為に付けていたホックも外し

針金に巻き付いているぶどうの蔓を千切り
自由になった2本の針金を、杭の上に持ち上げておく。

こうしておけば、両手を使って自由に剪定が行える環境になる。
畑での仕事は、1人が1本、もしくは両側2本の畝を受け持ち、
1本1本の樹に、確実に仕事をほどこす。
ひとつの畑を1畝ずつ行き、端まで終えたら隣の畝へ移り、
帰り、また次の畝を行く。
忘れられる樹も畝もない。同じ畝に対して、同じ仕事は繰り返し行われない。
1つひとつが確実に、正確に行われ、すべての畝が終われば、次の畑へ。
さあ、これから長い剪定の季節に突入する。
〜〜〜今週のおまけ〜〜〜(毎週書きたいから『今週の』にした。)
土地や品種の特徴により、仕立て方が異なる。
ドイツのモーゼルの急斜面では、棒仕立て、
南仏やスペインではゴブレと呼ばれる、株仕立て、
日本のいわば特級畑、山梨の鳥居平の甲州(品種名)は
天井のように枝を誘導する、棚仕手が主流だ。

(鳥居平。剪定直後の様子)
中世のブルゴーニュのぶどう樹の仕立て。

Abbaye de Cîteaux シトー修道院にて。
この写真を見るたびに、吐きそうになるほど感動する。
二日酔いなのかな。
整然と並べて植えられたぶどう樹を、杭と針金を使って
生け垣のように仕立てるから、こう呼ばれる。

(しゃがんで撮った写真(収穫一週間前))
夏、生長した枝は仕事をほどこされ、地面から約140cmほどの高さになる。
その畑の形によって、垣根は長くも短くもなる。
piquet ピケ(杭)は、ぶどう樹6・7本に1本の割合で打たれていて
4本の針金が、杭に高さ違いで1本、2本、1本と固定されている。
一番下・1本 ; fil de taille フィル・ドゥ・タイユ
: ぶどう樹の幹の高さに固定された針金。
真ん中 ・2本 ; fils doubles フィル・ドゥーブル
: 枝を挟んで2本。高さを変えられるよう、始めと最後の杭にだけ固定されている。
一番上・1本 ; fil du haut フィル・デュ・オー
: 杭の高さより僅かに低いところに、固定されている。

端の杭 左側に垣根が仕立てられている。
さて、1年を通してのぶどう畑の仕事を、収穫直後から見ていくことにしよう。
前回カレンダーに書いた、10月頃からだ。
収穫を終えると、冬のtailleタイユ(剪定)にむけて準備にかかる。
dégrafage デグラファージュ
: 枝を固定する為にfils doubles (真ん中の2本の針金)に挟んであった枝を
解放するため、ホックを1つひとつ取っていく。

fils doublesとagrafe アグラフ(ホック)
枝が隣のぶどう樹の枝と混ざらないよう、固定する為に付けていたホックも外し

針金に巻き付いているぶどうの蔓を千切り
自由になった2本の針金を、杭の上に持ち上げておく。

こうしておけば、両手を使って自由に剪定が行える環境になる。
畑での仕事は、1人が1本、もしくは両側2本の畝を受け持ち、
1本1本の樹に、確実に仕事をほどこす。
ひとつの畑を1畝ずつ行き、端まで終えたら隣の畝へ移り、
帰り、また次の畝を行く。
忘れられる樹も畝もない。同じ畝に対して、同じ仕事は繰り返し行われない。
1つひとつが確実に、正確に行われ、すべての畝が終われば、次の畑へ。
さあ、これから長い剪定の季節に突入する。
〜〜〜今週のおまけ〜〜〜(毎週書きたいから『今週の』にした。)
土地や品種の特徴により、仕立て方が異なる。
ドイツのモーゼルの急斜面では、棒仕立て、
南仏やスペインではゴブレと呼ばれる、株仕立て、
日本のいわば特級畑、山梨の鳥居平の甲州(品種名)は
天井のように枝を誘導する、棚仕手が主流だ。

(鳥居平。剪定直後の様子)
中世のブルゴーニュのぶどう樹の仕立て。

Abbaye de Cîteaux シトー修道院にて。
この写真を見るたびに、吐きそうになるほど感動する。
二日酔いなのかな。









